PaaSがかりの部屋

「PaaSがかり」として活動する三宅@ZENのブログ

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Nuxt.js には ユニバーサル SSR というビルド方式があり、これを選択すると自動的にサーバーサイドレンダリング(SSR)が有効になります。しかし、ユニバーサル SSR の構成は、Node.js の実行環境が必要になるため、デプロイする発行先によってはある程度複雑な設定を強いられる場合があり、これがフロントエンドエンジニアにとって少し面倒に感じられる原因になっている面がありました。

このエントリーでは、 VSCode と Azure App Service (Web App) を使って面倒な設定などから開放される Nuxt.js (SSR) のデプロイ方法を紹介します。

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Azure Functions ではさまざまなトリガーを使うことができますが、中でも気に入っているのが Cosmos DB Trigger です。これを気に入っている最大の理由は、クラウドアーキテクチャの代表的なパターンである コマンド クエリ責務分離 (CQRS) パターンイベントソーシング パターン を実現するために欠かせない技術だからです。
コミッターをやらせてもらっている intelligent-retail/smart-store でも Cosmos DB Trigger を使っていて、在庫管理アーキテクチャを実現するキーテクノロジとなっています。

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この記事は Vue.js #3 Advent Calendar 2018 の17日目の記事です。

昨今のフロントエンド界隈では、なんでもSPAのアーキテクチャを前提として語られる雰囲気を感じますが、Non-SPAなサーバーサイドのMVCフレームワーク(LaravelやRails、ASP.NET Coreなど)をメインに使いつつ、Vue.js などのJavaScriptライブラリを使って画面に味付けをしたいというニーズも相変わらず存在します。また、あえてそう設計すべきアプリケーションも多くあるでしょう。

ここで、 Vue.jsの公式サイト(日本語版) の冒頭に書かれている文章を紹介します。

…Vue は少しずつ適用していけるように設計されています。中核となるライブラリは view 層だけに焦点を当てています。そのため、使い始めるのも、他のライブラリや既存のプロジェクトに統合するのも、とても簡単です。…

Vue.js は プログレッシブフレームワーク です。サーバサイドのMVCフレームワークと組み合わせて使うことももちろん可能です。むしろそこから気軽に始められるところが最大のメリットのひとつと言っても良いくらいです。そこで、このエントリーでは、Vue.js を MVCフレームワークの一つである ASP.NET Core と組み合わせて使い始める方法を紹介したいと思います。

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Azure Functions の CosmosDBバインドでは、これまでコネクション系のオプションを変更できませんでしたが、 azure-functions-hostv1.0.11913 でようやくバインディングのオプションとして設定できるようになったのでざっと説明しておきます。

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Build2018のCosmosDB関連アナウンスでは、デモ映えするMulti-Masterネタで盛り上がっていましたが、個人的にはIntroducing the #Azure #CosmosDB Bulk Executor library | Blog | Microsoft Azureが最も気になっていました。アナウンスから少し時間が経ってしまいましたが、ようやくある程度の検証ができたのでメモに残しておきます。

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Build2018でいよいよGAとなったDurable Functionsですが、同時にこっそりNode.js版がパブリックプレビューとなっていました。

個人的にFunctionsの実装はNode.jsがお気に入りなので、これはちょっと嬉しい発表でした。早速自分のMac + VSCode環境で動くかどうかを試してみたのでここで紹介します。

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先日、いつものように Azure Cosmos DB を使ってサービスを構築していたら、どうしてもGroup Byを使わなければならない場面に遭遇しました。しかし現時点ではCosmos DBではGroup Byがサポートされていません(そのうち実現するかもしれないのでこちらからVoteしましょう)。
こういう時、普通ならGroup Byに相当するストアドプロシージャを頑張って作ったりするのでしょうが、そういう頑張りが嫌いな私は、 CosmosDB TriggerのFunctionを使って集計専用のセカンダリRDBを作って解決してしまえ、というなんともクラウドネイティブ?な設計に走りがちです。

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