PaaSがかりの部屋

「PaaSがかり」として活動する三宅@ZENのブログ

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2023 年 11 月に開催された Microsoft Ignite 2023 に現地参加してきました。帰国直後に実施したオンラインイベント Hack Azure #12 でも少し触れた内容になりますが、そのフォローアップとして補足をさせていただこうと思います。

私はこの数ヶ月は公私ともにすっかり RAG(Retrieval Augmented Generation、検索拡張生成)漬けだったこともあるので、Ignite でもやはり RAG に関する発表が気になりました。その中でも自分が参加したセッションの中で特に印象的だったものをいくつか取り上げたいと思います。

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ここ数年、公私ともに推し続けてきた Cosmos DB の Change Feed ですが、2022 年もやはり Change Feed 三昧となり、その有効性とさらなる可能性を実感する年になりました。特に、アーキテクチャ設計の観点では、Change Feed によって CQRS やマテリアライズドビューなどのクラウドデザインパターンを積極的に活用できるため、設計のシーンでは不可欠の存在になっています。

ということで、 2022 年の締めくくりとして「Cosmos DB Change Feed を中心としたアーキテクチャ設計」についてあらためてその考え方について紹介したいと思います。

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GitHub Universe 2022 ではさまざまな発表がありました。発表の詳細は GitHub Universe 2022 における新発表のすべて - GitHub ブログ をみてもらえれば良いと思います。

そして、私が強く推している GitHub Codespaces がついに正式リリースされました。GitHub の個人アカウントでも月 60 時間まで無償利用できるようになったのにはびっくりしましたね(全世界の開発者に月 60 時間利用できる 2 コアの仮想マシンが配布されたことになる!?)。

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Static Web Apps のリリース 1 周年のタイミングで、これまでプレビューとして提供されていた Static Web Apps CLI (以下 SWA CLI) が GA になりました。これまでも SWA のローカル開発エミュレーターとして便利に使っていましたが、GA により一気に機能が増えエミュレーターにとどまらずローカル開発環境といえる機能がラインナップされています。機能の詳細は 公式ドキュメントサイト に任せるとして、この記事では最低限おさえておけばよい典型的な使い方を試しながら紹介していきたいと思います。

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2022 年 4 月 20 日に次世代の NuxtJS である Nuxt3 の RC がリリースされました。詳細は 公式ドキュメント に譲りますが、Nuxt2 とは内部のアーキテクチャを含めて全てが新しく変わっています。そして、さまざまなクラウドホスティングプロバイダーへのデプロイにも最初から対応しています。

この記事では私の推しである Azure に Nuxt3 をホスティングする方法などを紹介していきたいと思います。

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2022 年に入っても細かいアップデートが続く Cosmos DB ですが、今回久しぶりに価格面でうれしい改善がありました。これまでオートスケールの下限が 400-4000(RU/s) だったものが、100-1000(RU/s) に引き下げられたのです!これは個人的に激アツなニュースでした。公式アナウンスは以下の通りです。

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2021 年の Azure Static Web Apps(以下 SWA) は、ついに 5 月に GA するなど嬉しいアップデートがたくさんありました。逆にいうといろいろ選択肢も増えたため、どの機能をどこで活用すべきか悩む場面も多くなってきたのではないでしょうか。そこで、一旦このタイミング(2021 年末)で、SWA の活用プラクティスをテーマ別に QA 形式でまとめてみました。

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Azure Static Web Apps CLI (以下 SWA CLI) は、SWA にホスティングする Web アプリケーションのローカル開発環境で、SWA の各種機能や振る舞いを再現できるエミュレーターです。GitHub 上で OSS として開発されており、プレビューがリリースされて以降日々活発に開発が続けられています。

先日リリースされた 0.8.0 でもいろいろなアップデートがありましたが、特に swa-cli.config.json ファイルのサポートが追加されました。

SWA CLI には多彩な実行オプションがあるのですが、オプションをたくさん指定して実行するとコマンドが長くなってしまいます。今回追加された config ファイルを使えば、それらオプションを全て設定ファイルに書いておけるので、コマンド自体が非常にシンプルになり開発体験が向上します。

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Web アプリの開発中に実際にデプロイして動作確認する際、何らかのアクセス制限をかけたいというニーズはよくあると思います。Basic 認証を使う例をよく見ますが、パブリッククラウド系のホスティングではその仕組み上使えないことが多いです。

Azure Static Web Apps でも Basic 認証は使えず、GitHub や Twitter などの認証プロバイダーを使ったアクセス制御を利用する形になります。ただし、ある特定の環境のみ認証を有効にする方法が標準では用意されていないので、config ファイルと CI/CD ワークフローをカスタマイズして実現する方法を紹介します。

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